達磨

達磨
だるま【達磨】
(1)〔梵 Bodhi-dharma 菩提達磨と訳す〕
中国禅宗の祖。 南インドの王子として生まれ, 般若多羅から教えを受け, 中国に渡って禅宗を伝えた。 少林寺に九年面壁したといわれる。 五世紀末から六世紀末の人とされる。 なお, 「達摩」と表記して, 歴史上の人物として扱うことを示し, 宗門上の伝説と区別することがある。 円覚大師。 達磨大師。 生没年未詳。
(2){(1)}の座禅姿を模して作った張り子の玩具。 赤く塗り, 全体を丸くかたどり, 底を重くして倒してもすぐ起き上がるようにしてある。 開運の縁起物とされ, 最初片目だけを書き, 願いのかなった時にもう一方の目を書き込んで祝う。 起き上がり小法師。 不倒翁。
(3)形が丸いものや, 全体の色が赤いものをいう。

「~ストーブ」「血~」「火~」

(4)〔仏〕
〔梵 Dharma〕
「法{※二※}」に同じ。
(5)〔すぐにころぶことから〕
売春婦のこと。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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